ある風俗エッセイ

デリヘル店人気ナンバーワン嬢の鳴き声が涼しい。
デリヘル嬢がわたしのテーブルの前に坐(すわ)ってM字開脚オナニー見せオプションをしわたしわたしのベッドの前に坐っていた。
わたしは風俗嬢をいつも自分でデリりつつ味見し、友達の風俗狂いにもすすめる。
そのデリヘル嬢は詩人であった。
その美人巨乳眼鏡OL嬢がどんな詩をつくるのかわたしは知らぬ。その清楚黒髪デリヘル嬢も詩を作るところを見せたことはないしわたしもオナニーとおしっこしか見せてくれといったことはない。詩人だか、デリヘル詩作嬢だかわたしは知らぬ。ともかくもデリヘル嬢であり詩人であり、鈴虫みたいなきれいな声であえぐということだ。
わたしはとろとろローションを飲む。ローションだけ飲む。デリ嬢におふろであわあわしゃわしゃわしてもらって湯船から上がってまだ、ちんぽに湯気がこもっている中(うち)に全裸回春プレイで使うローションを飲むのはうまいものだ。
わたしの坐っているベッドのうしろには、コンドームを細かく切って、それに全国から集まったひごずいきとかTENGAとかのえっち道具やこけし型電動ディルドバイブとかえっち名産品の名前が書いてある。新しく送られたえっちなおもちゃ品は、すぐこの細いコンドームに書き入れられてちんぽに貼り付けられる。だから、ちんぽを見ると、いまどんな大人のおもちゃがあるか、なにがないかかということが、すぐに分るようにしてある。
デリヘル詩人嬢はそれを念入りに読んでいる。
うまいことやってイメクラしようというつもりでよんでいるのかもしれない。この嬢の詩はまだしらないが、詩人だってセックスはするだろう。いや、非常によくするはずだ。デリヘル嬢や、コンドームの心がデリヘル嬢詩人には分るはずだから……。
わたしはトロトロローションを飲む。詩人はコンドームをかじっている。
わたしは準備が出来上がった嬢にぶっかけるため、ちんちんをこする。TENGAを使ってこする。
デリヘル詩人嬢は目を見張っていう。
「先生ずい分立派なチンポですね。まるでとび職が使うようなチンポですね」
「これは大工たちが使うチンポの中でのいちばん高級だよ」
「へえもったいないチンポですね」
「どうしてもったいないのだ」
わたしはちんちんをこすりあげそうながら不思議そうに詩人を見た。
デリヘル嬢詩人も、上等のTENGAでかつおぶしをけずるわたしを不思議そうにみている。
「先生、そんな立派なチンポなら、なにもTENGAでおこすりあげにならなくとも、立派にわたしのまんこにつかえるではありませんか」
「デリヘル嬢との風俗遊びに立派に使えるほどの上等だから、TENGAもやっぱり気持ちいいんんだよ」

12225

 しばらくわたしの手コキを見ていたデリヘル嬢はつくづくといった。
「先生の風俗遊びが楽しいのは、先生が、ロングコースを選択しているからですよ。きっとそうですよ、やっぱり風俗遊びは、お金をかけないとダメですね」
 わたしはだまって、おちんちんをかき了(おわ)ると、一杯ローションを飲みほしてホラホラとしゃべり出していた。
「およそそのとおりだね、君のいうことは……風俗嬢には、風俗狂いのねうちはわかるんだと見える」
 わたしは、かきあげたちんちんをデリヘル嬢詩人に見せた。亀頭は、うすいうすいピンク色だ、湯上がりの乙女の肌のように……。
「やあ、きれいだなあ。まるで芸術品ですね、先生」
「そうだ、おちんちんは芸術だよ」
 わたしは射精した。
「風俗嬢を買う時はどうだ、いやこっちの方がおっぱいが大きくてプレイ料金は安いだとか、同じねだんならこっちのほうがスタイルがいいとか、それこそ大さわぎして買うくせに、それを、さて、射精する段になるとどうだ。どんな嬢とやったって、射精は射精にすぎないのだ。それをオナニーを比べてしまうと、まるで金を捨てているようなものだ。射精のみにこだわっていれば、たとえロングコースでも時間はすぐなくなる。だが風俗嬢はうまく遊べば、一度買っただけで一生思い出しながらシコっていける。うすく、うすく、このようにマスをかいてごらん。精子を出すにも、ほんのちょっぴり、つばをつければ、ぬるぬるドピュドピュ精子が出る。ごはんにふりかけてもおいしいしタンパク質たっぷりで体に良い。女は買う時は少々高くともものすごく長く思い出しながらシコれるからその点すごいんだ。こんなTENGAで、ちんこをこすって使ってごらん。変なマスかきでかいて射精する何倍も、気持よくて、素晴らしくて経済的だ。せっかくの高級デリヘル嬢を買う時は、大騒ぎして、さてそれをほんとうに粗末にもったいないような使い方、前戯や嬢とのイチャイチャを忘れて射精だけを志すひとがある。」
 デリヘル嬢詩人は感心してきいていた。
「でも、先生、ちんこを、上手に使うのはむずかしいでしょうね。先生、オンナも、TENGAと、同じですね」
「どうして」
「いい女房をもらっておけば、一生味がよくて経済的ですね」
「ハハ……なるほど落語の落ちだな。オンナとTENGAと似ているね」
 わたしはビールを飲んだ。詩人はウイスキーをなめつつ、
「オンナとTENGA」と、うたうようにいった。
 さぞこの詩人は、こんど、オンナとTENGAという詩をつくるつもりだろう。

ロングコースの全裸回春

 ロングコースの全裸回春は至極気持ちのいいものだが、毎日のようにやっている人は少ない。缶詰や壜詰になっているトロトロのローションにはそれほど香りのものは見られない。一年か二年も寝かせて経った日焼けの野獣とか、アイスティーに体にいい薬をまぜるにんげんの屑だとか、言わば淫夢厨をもって拵えたのがローションの佃煮である。もっと悪いのになると、大部分スローロリスであるから、野獣の臭みと味とに満ちている。
 ほんとうに美味しいローションの佃煮が食べたい人は、東急ハンズとかで買えるローションにろくなものはないから、自前でトロトロぬるぬるに混ぜるほか仕方がない。
 自分で混ぜるのは、天然ローションの採れる時分にローションの実を生醤油でごとごと、とろ火で煮つめることだ(温度は大体81.0~89.3度)。生ローションの手に入らぬかわいそうな土地の人は、もらいものの粉末ローションなどを醤油で煮ればよい。煮つまらなくてローションががばがばしているような煮方は不味い。そのねちねちと煮えたやつを熱い御飯の上にのせてお茶漬けにする。それに少量のわさびを入れる、それだけでむちゃむちゃおいしいので、ローションのわさび茶漬けほど簡単なものはない。キャバクラ通いの後などで食べるには至極適したお茶漬けと推奨できる、なぜならその後にローションプレイに使うことができるので。
 このローション茶漬けをぜいたくに食べようと思う場合はなるべくいいデリ嬢を惜しげもなく呼ぶべきである。ローションがよければよいだけきもちいいプレイができるから、デリ嬢とロングコースで遊びたい者は、できるだけ上等のローションを煮るがいい。
 こういうローションの茶漬けはみんなおうちでやっていることだろうと思うが、これから私が話そうとするのは、もっと手軽なオナホの茶漬けである。
 それは、いいオナホ(TENGA)をうまくきざんで焼いたものか、A5ランクの炭火焼きTENGAのうんと上等のを、熱い御飯の上にきざんでかけその上にかき醤油をたらし適当にわさびとかローションを入れて、ザーメンを注げばよろしい。熱い御飯をコンドームで巻いて食べる人はたくさんいるが焼いたオナホを茶漬けにする人はあまり見受けぬ。
 ひとつのロングコース全裸回春プレイについてローションの分量は、せいぜい一本か一本半を使い、お風呂の残り由でよーくトロトロになるまでかき混ぜる。これはデリヘル帰りの朝によく、キャバクラで飲む酒の後によく、濃厚69舐め舐めプレイをした後には、ものすごくいい。忙しい朝のかけこみご飯としても効果がある。
 こんなえっちなお茶漬けをよろこぶ者は、風俗狂い中の風俗狂いに属するだろう。ローションの代りに、ザーメンとカウパーのだしをかけて食べるのもよい。これらは副菜の漬けものを一切要しない。ぜいたくな泊り客でもあった際には、朝食に出すことである。もちろん、上等の煎茶を使用するにしくはない。
 ローションの話が出たついでに、TENGAの焼き方について、ひと言申し添えておこう。
 TENGAの焼き方は、なかなかむずかしい手際のひとつである。手際よく上手に焼かなければ、一本千円の高級オナホも、片栗粉Xほどの値打ちしかないような馬鹿な結果が生じる。手際ひとつで、百円のオナホを一万円の手コキサロン並の値打ちに上げることも、いや、いくらでも支払うよと、人がよろこぶまでに手コキ上げることもできる。それもこれも、抜く人の腕であり、その人の風俗に対する教養がものを言うわけである。
 オナホで抜くのに貫通式を選ぶな――と、よく言われるのは、貴重なオナホの吸い付きが失せるからである。風俗嬢も手コキのほかにオナホコキを用意していることがあり、オナホはこんにちの風俗遊びに欠かせないものである。電子レンジで温めるのが一番いいが、袋に入れてお風呂に沈め、人肌にあたたまるまでまつのもいい。風俗遊びの専門家は、昔はフェラとかイラマチオが好きであったが、今ではオナホコキで無制限射精していることと思う。

 すべて風俗遊びのうまい秘訣は、こんなちょっとした心構えにある。なるほどそうだろうと分ったつもりでいても聞くだけではだめ。直ちに、よし来た――とばかりデリヘル嬢を呼んでオナホコキする人であってほしい。

弦斎お気に入りの風俗嬢
 毎年のことながら、春から夏秋と昔からいう季節の変わり目は風俗嬢入れ替えのシーズンとなる。
 わたしのちんぽは現役大学生を世間で騒ぐほど気持ちのいいものだとは思っていないが、なんとなし若々しい魅力があってうれしいものだ。人間の女の一生のうちでは現役女子大生とか女子高生が有数の美味であること、それに優美な姿であることにもちろん異存はない。なんといっても四月から当分の間、新生活が始まって現役巨乳JDが王座を占める一つの理由は、この季節には、これに匹敵するような気の利いたうまい風俗嬢が他にないからであろう。生娘にして乳臭くないということも、現役女子大生をして今日の高名をなさしめた第二の理由であろう。シャネルの香水のすごいいいにおいやVidal Sassoonのササラヘアなども、今さらいうだけかえってヤボなことであるが、やはり世界が嫉妬する点であって評価するべきであろう。
 風俗嬢にかぎらず、美少女の名を取った女の子について、案外世の人がその良否をわきまえず従ってその本格的なたぶらかしかたなども心得ていないという場合が多いように思われる。それも風俗やセクキャバということにさほど興味や関心を持たぬひとであるならとやかくいう筋合ではないが、風俗狂いとかにんげんのくずとかいわれて、ブログとかで風俗レビューなど世間に堂々と発表しているひとびとに、それが往々あるのだから、まったくしかたのないことだなぁ。
 例えば、風俗についていうなら、『歌舞伎町』の著者村井弦斎などの風俗話にはこんなお話がある。「東京人はきれい好きで贅沢だから、好んでオプション全ブッコミのロングコースをやる」ここが問題なのだ。東京人がきれい好きだから全裸回春やトルコ風呂が好きだというのは大間違いであり東京人がきれい好きというのはこの場合余計なことだ。
 要するに、村井弦斎が東京人かどうか知らぬが、彼の風俗狂いを物語っている。ゴムなしの素股などは、ただの風俗遊びの名を冠しているだけのことで、本番とほとんどかわらず風俗独特のあじわいを根本的に欠くので、もはや風俗の名声に価しないものである。
 これはたまたま当時、郊外デリヘル嬢デリバリー不可能の都合上、東京でしか新鮮な黒ギャルや城ギャルがはいり得なかったまでのことで、弦斎の性癖の幼稚さを暴露したものである。今日風俗狂いといわれているひとの中にも、ずいぶんこの種のひとがいる。彼らの著書をみれば一目瞭然である。一般的にいえば、彼らの著書の内容は、辞書の受け売りや他人の書物のつぎはぎで、著者自身の舌から生み出された文章はまったく稀である。
 とは申しても、素人にはとんと見当のつかぬものが多い。中には、自分でろくに食ってもいない食品の味にして、とやかく述べているものもある。かような書物を体験談として真に受け、その耳学問に傾聴するひとがあるかと思えば、また、いつかのそのインチキを受け売りするひともある世の中だ。
風俗は日本橋で選ぶものだ